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福島大学トラッククラブ

日清カップ全国大会

昨日(8月23日)は日清カップ全国大会でした。
昨年は走り幅跳びで熊田統弥君と齋藤珠理さんが出場しました。
そして、男子走り幅跳びで熊田統弥君が見事6位入賞を果たしました。

今年は、女子走り高跳びで加藤南々帆さんが、そして昨年に引き続き女子走り幅跳びで齋藤珠理さんが出場しました。

午前中、加藤南々帆さんの走り高跳びの競技開始直後から天候が変わり、雨の中の競技となりました。
南々帆さんは、1m10から始まり1m15、1m20と1発でクリアー。
1m25は2回続けてバーを落としてしまい、あとがなくなりました。
しかし、助走距離を修正し3回目にはきれいにクリアー。
そして、1m30の自己タイ記録に挑戦でしたが、残念ながらクリアーはなりませんでした。

6年生になってから本格的に走り高跳びを始めた南々帆さん。
一気に県チャンピオンになり全国大会出場は大躍進ですね。
さらに今年の全国4位~8位の記録は1m30でした。(1m30を1回で跳べば4位または5位、2回目に跳べば6位、3回目に跳べば7位または8位)
南々帆さんのベスト記録が1m30なので、全国入賞にあと少しに迫ることができたのも大きな収穫ですね。
これからは中学に向けて背面跳びを習得して、また全国をめざしてほしいです。

さて、2年連続出場の齋藤珠理さんですが、自己記録を20㎝更新、4m95で堂々の第2位!
結果的には1位の5m05と優勝争いを繰り広げたという感じでしたが、実はベスト8進出までが大変でした・・・。
ぎりぎりまであえなく敗退の危機にさらされてしまったのです・・・。

珠理さんの競技を細かく振り返ってみます。
競技開始は14時。
雨は上がっていましたが、助走路はぬれた状態です。
そして、やや向かい風。
決していいグランドコンディションとはいえませんでした。

まずは助走合わせと練習跳躍ですが、普段通り、そして予定通りの姿でいい感じで終えました。

珠理さんの試技はは3番目です。
本番1本目、踏み切り板につま先が乗りやや余裕を持っての踏み切り。
記録は4m46。
普段の練習と同じようなごく普通の跳躍でした。

2本目、出だしを15㎝前に出し攻めることにしました。
しかし、やや向かい風が強くなり、踏み切り板に乗らず4m41。

3本目、やはりやや向かい風はありましたが、助走路が乾いてきたので、助走の勢いを期待して、出だしを5㎝だけ前に出しました。
結果、1本目と同じような跳躍で4m43。

思うように記録が伸びませんでした・・・。
そして、もはやこれまでか・・・という状況になってしまいました。
これがが全国の大舞台での怖さですね・・・。

思えば2年前、佐々木夢奈ちゃんが出場した時は、かなり高レベルな争いで4m52を跳んでもベスト8に残れず、惜しくも第9位で入賞を逃しました・・・。
そんなことが頭をよぎっていました・・・。

全員が3回の試技を終了。
ベスト8に残る記録は4m46。
①5m05 ②4m72 ③4m59 ④4m56 ⑤4m54 ⑥4m49 ⑦4m48
⑧4m46

しかし、4m46をマークしていたのが、珠理ちゃんと大阪の選手、愛知の選手で3名いました。
ベスト8にに10名の候補者がいたのです。
同記録の場合は、ルールでセカンド記録(2番目に良い記録)で順位が決まります。
この結果が出るのにだいぶ時間がかかっていました。
たぶん8位の3人のセカンド記録がPCの処理に反映されてなかったようで、審判団みんなが集まって、手作業でていねいに確認作業を行っていたのだと思います。

3名の選手のセカンド記録は、大阪4m19、愛知4m20、そして、珠理さんが4m43で、なんとか珠理さんがベスト8に生き残りました!

命拾いをした珠理さんは4回目に、やっと自分らしい跳躍を取り戻し、自己ベストタイの4m75をマーク。
一気に2位に浮上しました。

そして、5回目に4m91の自己新記録。

さらに6回目の最終跳躍で5mに迫る大ジャンプでスタンドのみなさんの目を釘付けにしました。
記録は4m95。
踏み切りもぴったり合い、目標の5mにあと5㎝でした。

ベスト8に入り、4回目、5回目、6回目で最初の3回までの記録を上回わる記録を出せたのは、8人の中で珠理さんただ1人でした。

優勝した北海道の選手は2回目に5m05をマークしましたが、セカンド記録は4m93。
珠理ちゃんのラスト3本の5mに迫る追撃は会場を大いにわかせてくれました。
しかし、やはり全国の5mの壁は高かったです・・・。

珠理さんの今回の戦いは、一度ベスト8に残れないかもしれないという地獄に堕ち、2位に浮上した5本目からは、自己ベストを大きく更新し最高の楽しさと喜びに浸りました。
しかし、すべて終わってみると、あと少しというところで優勝を逃した大きな悔しさを味わうという、さまざまな思いが入り交じった戦いとなりました。

珠理さんの今回の記録は、日清カップの全国大会歴代9位の記録となります。
優勝できなかったのは、「自分よりも強い人がいた。」というだけです。
あとは、自分がもっともっと強くなっていくしかありません!
優勝した選手は5m20以上は跳べる力を十分に持った選手でした。(優勝はしたけれど、大会新記録を出せなかったので、きっと悔しい思いをしてるのではないかと思います・・・。)

夢奈さんは、あの4m52の9位から2年。
今年、記録をちょうど1m伸ばし5m52で東北チャンピオンまでたどり着きました。
そして、これからまた全国での戦いが始まります。

珠理さんも、これからこの経験を生かし、中学では自己ベスト大きく更新して、きっと全国制覇をしてくれるでしょう!

この大会の様子は、8月30日(土)NHK・Eテレ 15:00~16:30に放映されます。

さて、みなさん、明日からの2学期、また頑張りましょう!!!

中学生のみなさんは、来週の県ジュニア、頑張りましょう!!!


~追伸~
コーチとして全国第2位は3回目です。
2001年の三浦茉莉さんは4m82。
この年の優勝は4m94。
北海道の選手でした。

2003年の川口紗季さんは4m76。
この年の優勝は4m86。
また北海道の選手でした。

そして、今年またまた北海道の選手に・・・。

打倒、北海道!!!


  1. 2014/08/24(日) 23:01:50|
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